UberEats(ウーバーイーツ)の配達は自転車、125cc以下の原付、ミニカー登録(青色ナンバー)三輪、営業ナンバー(緑色)の二輪、営業ナンバー(黒に黄色数字)の軽貨物自動車を選んで配達する事が出来ます。
ただ、登録した一種類、一車両だけで、他に切り替える場合はサポートへ申請、承認が必要になってきます。
私が使用しているのは、原付二種125ccのスズキ・アドレスV125Gというスクーターです。
なんか、こうやって写真で見るとぴっかぴかの新品に見えますね。
でもこれ、走行距離7万キロオーバー、2009年製の11年経過したバイクなんです。
今は新車販売は終わって、アドレス125、アドレス110、SWISH125がラインナップされています。
それぞれの特徴をまとめてみます。
<アドレスV125G>
良い点
原付一種とさほど変わらない大きさ、サイズが小さいので軽い、小回り利く
社外パーツの種類が多い、純正も在庫している通販ショップ多い
値段が安い
悪い点
小さいので負担大きく、メンテナンスが多めに必要
BOX付けると二人乗りやバック背負えない
安定性は無いので長距離走行は向かない
<アドレス125>
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いい点
アドレスV125Gに比べ、フロントタイヤが10→12インチにアップ、安定性増
車体が一回り大きくなったので、BOXつけて二人乗り、バックも背負える
悪い点
押し歩きに大きくなったステップが当たる様になってしまった
リアにガソリンタンクあるので、シート下のサイズは小さい
<アドレス110>
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良い点
とにかく安い!
タイヤが前後ともに10→14インチ、大幅に安定性増
悪い点
前方の足を斜めに置けるステップが無くなって窮屈
あと、多分、アドレス125と同様、押す際に足は引っ掛かるかと
(アドレス110については乗った事無いので見た感じの感想)
<SWISH125>
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良い点
タイヤはアドレスV125Gと同じ10インチ。
前輪が90/90-10→100/90-10になり、幅が大きく安定性増
後ろのショックが二本に、フロントキャリパーが2PODに
ヘッドライトがLEDになった
ガソリンタンクが前方に配置、シート下スペースが大幅増
USBポートを前方に設置
悪い点
高い
LEDライト、故障時に部品代だけで7万円
フロントショックのカバーが破れやすい
キックスタータがオプションに、バッテリー上がると始動不能
それぞれ良し悪しがありますけど、配達に使うならSWISHが一番いいと思います。
自分で整備できるならアドレスV125Gが一番です。
はい、アドレスV125Gに話は戻ります。
このバイクは製造年により、K5、K7、K9、L0と形式があり、アドレスV125Sに変わります。
その中でもK9以降が排ガス規制が掛かってパワー・燃費ともにダウンしてます。
私のはK9です。だから中古市場でも安くて程度がよかった。
配達に必要な装備は?
絶対必要なのが「スマホホルダー」
あると断然便利なのが「USB電源ポート」「グリップヒーター」「ナックルガード」
「メットインポケット」
スマホホルダーは、ミラーの根本にハンドルバーの代わりを増設、そこにホルダーを付けてます。
私は699円のホルダーを使っていますが、秋葉原で店頭で直接買ったものを使っています。右側の1,699円のものの方がAmazonで買うなら安心かも。
これはバイクシート裏にネジ留めして、シート裏側にカッパ、ポケットにナンバー、自賠責書類、筆記具を入れておけて、超便利。
USB電源、グリップヒーターともに、ホーンの電源から分岐させて接続しています。
スイッチとソケットはハンドル下、アクセルワイヤーの穴からひょこっと出して、両面テープ留め。
ナックルガードは中国から直送されるので、当たりはずれと時間がかかります。
でもコスパ最高で、川崎駅マック前に停めてたら、同じバイク乗ってるんだけど、これ、どこで買える?って通行人に聞かれましたw
あと、決済時、メインのカードでなく、デビットや予備カードにした方がいいかも?
(買うお店によっては悪用されるパターンも出ているみたいです)
消耗品は何買ってる?
・タイヤ
無難なのがダンロップのD307シリーズ。ただ、後輪は柔らかいので摩耗が激しいです。(IRCも同じ感じ)
稼働が多い人だと1ヶ月ちょいで交換時期・・・。私は3ヶ月です。
前輪は1年弱。タイヤが減る前に変形、ひび割れが始まります。
左が前輪90/90-10、右が後輪100/90-10
今、ちょっと試しでこのDUROタイヤを後輪だけ履いています。
印象は固い!
固いとどうなるかというと、摩耗が遅くなるので長持ちになります。
が、スリップしやすくなります。
普段の走りではなんともないですが、ちょっとカーブでアクセル開くと少し滑ります。
あと、空気圧が減ると一気に滑りやすくなる様。
コスパは最高です。
・ブレーキパッド、ディスク、シュー
ブレーキパッド、シューはいろいろと試しましたが、デイトナの赤パッド、プロブレーキシューは利きがいい反面、ダストが多く、摩耗が早すぎるのと、ディスクの摩耗が激しい。
リアは毎日ブレーキワイヤの調整をしなければならない程減りが早いのでダメ。
ホイール新品に変えブレーキドラムが新品でもダメでした。
で、ブレーキパッドは安い台湾製の社外品で充分、ブレーキシューはキタコ製を使っています。キタコのは、鳴るのが弱点。定期的にドラム内洗浄と面取りは必要。
・駆動系
ドライブベルト、ウェイトローラー、プーリー、クラッチ等は全て、台湾製の純正部品を使った方が絶対にいいです!
ドライブベルト、社外の安いのを使ったら、5,000キロちょっとで崩壊しました。
忘れもしない、環八の国道1号線をパスする陸橋上、いきなりブブブブと音して焦げ臭くなり、ブレーキ掛け始めたらバン!って音とともにエンジン停止。
日曜だったので鵜の木の駐輪場に緊急避難させて頂き、電車で自宅へ帰って最低限の工具一式と予備ベルトを持って現地で修理。
公園で手を洗って、夕方からそのまま稼働。
自分で整備できるとこういう対処ができますw
純正ベルトだと1万キロが交換推奨ですが、3万キロ余裕でもちます。
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と、まあ一部を紹介してきましたが、他にもっとあります。
続きは次の記事で。